ますます多様化する観光旅行

観光旅行といえば、団体で有名景勝地を巡ったり、温泉に入ったりといったような行動を指す時代がありました。

その後マイカーが普及してくるにつれて、個人の興味の赴くままに様々な場所に行けるようになった結果価値の多様化が進み、この言葉はとても一言では言い表せないようになってきています。たとえばある街を訪れるに際しても、著名スポットを巡る従来のスタイルから、ひたすらその地の名物料理や酒を追及する目的、さらにはごく一部の人々に支持されている映画なり、アニメや漫画なりの舞台を訪ねるマニアックな目的など、訪れる人それぞれです。

単純な有名スポットを回るだけにしても、旗を持ったガイドさんについて回る以外に、ネットで調べたおすすめスポットを個人で回ったり、現地で独自にガイドツアーに参加したりと、これも様々。その地で行われるサッカーの試合に、サポーターとして応援しに行くということも広い意味で観光に含まれるといってもいいでしょう。街中での交通手段に関しては、徒歩もあればレンタサイクルもあり、最近では海外を中心にセグウェイによるツアーが人気を集めていたりします。

また観光地という概念自体も変化しています。神社仏閣に関しては、有名なものだけでなく、恋愛や縁結び、商売などで霊験があるとわかれば、それまでマイナーだったスポットにもバスがあつまるようになります。パワースポットという新たな概念も広まり、それまではただの山奥の峠、森の奥の池、そんなところが有名観光スポットに変化しています。軍艦島などのような産業遺産も、いまや有名スポットとして多くの人に訪れられるようになっています。宇宙旅行も夢ではないといわれる現在、観光の概念はますます多様化しているのです。

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